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何のために走るの?

沖縄地方は4日に梅雨入りし、4日も5日も雨だった。2日ともジョギングした。4日は10㎞、5日は4㎞。走る支度をすると妻が言う。「なんで雨の日も走るの。休めばいいのに」とあきれる。馬耳東風(ばじとうふう)。理由など考える由(よし)もない。気持ちはもう外に出ている。

 

冷静な時は「健康・体力維持」「体重コントロール」が走る表の理由であるが、実際は理由など考えて走ったことはない。走りたい、歩きたいだけである。

 

昨日、傘を差して歩いていると何気なく頭に浮かんだ。今歩いているのは副交感神経を助けているいんだと。朝から日暮れ時までは交感神経(頭)を使う仕事をする。交感神経が疲労こんぱいし左に傾いている。交感神経を休まして、副交感神経を働かせして両神経のバランスを立て直す。それが走る、歩くということだときづいた。この思いつきも副交感神経の働きなのでしょう。

 

これまで、何のために走るの、ときかれるときは「疲れをとるため」と曖昧に返事していたが、実は交感神経と副交感神経のバランスをとるという意味だったのだ。