· 

うちなーぐちで語る

今日は10時から12時まで、沖縄市越来公民館でうちなーぐち会。20人ほどの参加者があった。中高年の女性が多いが本土出身の若い女性も2人いた。

 

松・竹・梅の3グループに分かれてうちなーぐちで「いれーひぃんとぅ」(聞いて返答する)「いちゃい はんちゃい」(言たり返答しらり)をしてうちなぐちでコミュニケーションをとる練習をした。グループを回って会話が盛り上がるように支援した。

 

今日の練習言葉は「はいさい」と「はいたい」。「さい」は男性が使う尊敬語、「たい」は女性が尊敬語。よく、偉い人があいさつする時に発する。例えば、玉城知事のあいさつでは、「はいさい、ぐすーよう ちゅーうがまびら」、城間那覇市でしたら、「はいたい ぐすーよーちゅーうがまみら」となる。どちらみ、「みんさん こんにちは」の意味である。

 

例えば「はいたい」「はいさい」の使い方:

〇いらっしゃい。日常語では「くぅわ」、丁寧語では「めんそうれ」、尊敬語では「めんそーれさい」となる。女性だと「めんそーれーたい」。

〇人を呼ぶとき。日常語(目下に)では「えぇ」、丁寧語では「えぇさい」「えぇたい」という。

〇別れる時、さようなら。「またやー」・「またやーさい」「またやーたい」という

〇はじめまして。「はじみてぃや」・「やじみてぃやーさい」・「はじみてぃやーたい」という。

 

うちーぐちの学ぶ方には講座方式もあるが、うちなーぐち会では「習うより慣れよう」を方針としている。「Practice makes perfect」。

 

623字)