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人も犬む自活して生きたい

今朝(15日)の新報の「ティータイム」に載った拙文の見出しである。ペット保険会社のアンケート調査によると、年間、犬1匹に35万円、猫に17万円をかけている。その大半が餌代である(サプリメントを含む)。より栄養のある餌を与えようと金をかけているが、反面、病気の治療費が年々増えている。世話をするほど病気は増える。この矛盾、何を意味するか。

 

人間も同じではないか。年を取ると楽をする。健康補助食品で栄養を補給する。体を労わりすぎて過保護になり体力を落として介護老人にはや変わりする人も多い。頭も手足も使わないで暮らせるとなるとペットの犬と同じではないか。自力で生きる意識が薄れてしまう。

 

 

「飼い主の世話で快適に生きるより昔の野放し犬のように自活していきたい」私の本望である。読者から今朝、電話があった。「吾輩は犬である。いらぬお節介は無用だと書きなさい」と。