この数日、子ども貧困対策はこれでいいのか、と考え続けている。貧困家庭にはお金を支給する、貧しい子には食事を提供するといった方法が講じられているが、金や食事を与えて子どもが勉強に励も将来は大学に進学し世の中に貢献する人になるのだおうか。魂の教育が必要だ。
ハワイの沖縄系の2世、3世がハワイ、米本土で出世して活躍している。1世の親たちは奴隷のように働かされて惨めな生活をした。それでも子どもの教育のために苦労を惜しまなかった。2世たちは、親の思いに応えて人一倍勉強した。
その背景には「親はよく働き」「子どもよく学ぶ」という魂の絆があった。親子の愛情が重なって子どもの成功につながった。
子どもの貧困対策を考える時、大浜信泉先生の遺訓が付きまとう。「人の価値は生まれた場所によってきますのではない。いかに努力し自分を磨くかによって決まるのである」
大浜先生は、大川小学校、八重山高校を出て沖縄師範学校に進学校に進学したがラブレターが発覚し退学させられた。早稲田大学に入学し、卒業して総長になった。日本野球機構コミッショナー、全日本空手道連盟初代会長など、学問だけでなく社会的にも大活躍された。その先生のお言葉だ。貧しい子どもたちを育てる礎にしてほしいの思う。
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sn (土曜日, 18 6月 2022 10:21)
大浜先生は84歳で死去されました。100歳までいきてほしかった。
石垣市に行くときは、イの一番に大浜記念館を訪ねます。