東京オリンピックでは、1500㍍予選4着(15人中)で通過、4分02秒33の日本新記録。準決勝は5着(13人中)で、3分59秒19で日本記録更新、決勝で8位入賞した。オリンピックの女子1500㍍に出場したのは日本では田中さんが最初だった。それまで、出場標準記録を超える選手がいなかったからだ。
オリンピックで走る田中さんの印象だけは残っているが名前も憶えていなかった。昨日、ふとしたことで、田中さんの身長が153㎝だと知った。ぼくと同じ身長ではないか。こんな小柄な体でよくも外国の長身のオリンピック選手と闘えるものだと、びっくりした。どこから彼女の力がでてくるのだろう。
身長は小さくても世界レベルの選手になれる。身長が高く足が長い選手に憧れがちだが、自分の能力・可能性を鍛えると身長のハンディを乗り越えることができるのだと教えてくれる。田中選手は記録だけでなく、日本人に自信と勇気を与えるくれるレジェンド(legend)だ。
陸上関係者なら田中望実さんを知らない人はいないでしょう。オリンピック女1500㍍、5000㍍の日本代表、同種目の日本記録保持者、また7月15日から米オレゴン州で開かれる世界陸上に出場する女子中距離界の覇者だ。
コメントをお書きください
sn (火曜日, 28 6月 2022 16:15)
そうです。
165㎝のプロバスケの選手もいる。ばれーボールの名セッターもいた。身長が低いからと悲観することなどない。可能性を引き出すこたが重要だ。