昨日、県立博物館で社団法人日本神経外科学会九州支部主催の第30回市民公開講座がったので聴講に行った。琉大医学部の神経外科の先生方4人が各々20分講演された。
興味深く聞いたのは、琉大病院脳神経外科教授の石内勝吾先生の「脳を守り、健康寿命の伸延を計るためにはーメタボの克服が鍵―」というお話だった。BIM25より大きいメタボ体形の比率は、沖縄が60%、日本本土では30%で、沖縄は太り気味人の割合が高い。
肥満は、心臓病、肝臓・膵臓の疾患、高血圧、脳出血、脳梗塞の発生源である。体脂肪が増えると血流が悪くなり、脳に酸素が十分に供給されないため脳が委縮し、認知機能が低下(Cognitive decline)する。認知症のリスクが高まる、との話だった。
生涯健康脳を守るためには、第一に肥満にならないこと、第二に運動することだ。納得できる。これからも、体重コントロールと運動を継続し生涯健康脳を失わないように今の生活習慣を維持しよう。
(備考)Donn Dxter博士、脳神経学者、2020年6月12日の講演要旨
5 tips to keep your brain healthy (あなたの脳の健康を維持する5つの要点)
1.Exercise regularly(定期的な運動)
2.Get plenty of sleep(十分な睡眠)
3.Eat a Mediterranean diet(地中海性食事・植物性食事)
4.Stay mentally active(頭を使う活動)
5.Remain socially involved(社会参加)
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