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高齢者の年齢意識

高齢者の年齢意識

 

今朝、ボランティで校庭の落ち葉を掃いていると、朝のウォミンギから帰るご婦人に声をかけた。「おげんきですね」と。いや、「体のあちこちが弱って、もう年ですよ」と語る。まだ、60代後半にしか見えないのに「もう年だ」思っている。不肖私は20歳も年は上だが「もう年だ」とは思っていない。

 

そこで考えた。高齢者の年齢は何を基準に判断するのか。内閣府の「年齢・加齢に対する考え方に関する意識調査では、高齢者とは70歳以上が高齢者というが46.7%、75歳以上が19.7%、年齢で一律にとらえるべきでない」が32.9%だった。

 

高齢者と言っても個人差が大きい。年齢で一律には判断できないと思う。個人的な考えだが、高齢者かどうかの境目は「もう年だと思った時点」だと私は思う。70歳で「年だと」思ったら高齢者、90歳で「もう年」だとは思わなければ高齢者ではない。八重山の斎藤悌子さんは86歳でまだ現役のジャズシンガーである(昨日の新報)。斎藤さんは「年取った」とは思ってないはずだ。

 

Henry Ford(ヘンリ・ホード 自動車王)の言葉を紹介しよう。

「誰でも学びを止めたら年寄りだ。20歳であっても80歳であっても。学び続ける限り人は若い。人生で最も大事なことは心の若さを保つことだ」

Anyone who stops learning is old. Whether at twenty or eighty. Anyone who keeps learning stays young. The greatest thing in life is to keep your mind young