沖縄では今日8月10日はお盆の入り、ウンケー。13日のウークまで昔なら家々ではご先祖様をお迎えするのにてんやわんやした。中でも、女性たちは買い物、お供え物の準備、盆料理の調理で汗びっしょりだった。
昨日、道端でお年寄りの女性と立ち話したら、「昔はお盆になると“ちむわさわさ”(心がさわぐ)したよ、今はいつもとあまりかわりないね」「お供え物の重箱も売っているし、ビザ―やフライドチキンの広告まであるよ。今の女性はいいね」と話す。昔、我が家でもそうだった。
思い出すだけだが昔は、庶民の市場だった那覇の牧志市場、コザの十字路市場、糸満市場、名護十字路市場は買い物に来た女性の群れでごったがえしていた。
お盆の最大の風物詩はエイサーだった。コロナで今年はない。代わりにお月さんがきれい。夕方7時ごろに南の空に丸い白いお月さんが出る。8時ごろにあるとうす赤くなり、夜になると満丸い黄金色のお月さんが夜空に輝く。神々しい。今のお盆と言えば夜空に輝くお月さんだ。
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