今風の「うちなーぐち」(沖縄語)の普及
沖縄の離島の島々・本島の地域・集落ごとに異なるしまくとばが絶滅の危機にある。しまくとばの標準語である「うちなーぐち」(本島中南部の言葉)も話す人が少なくなり存続が危ぶまれている。しまくとばを復活したいと県を初め関係者が模索しているが効果のある手立ては見つかっていない。私も勉強中である。
身近な例として、沖縄語(うちなーぐち)と標準語(日本語)には共通した言葉・類似した言葉が多いことにきづいた。いくつか挙げてみると:
共通語()はしまくとば:
口(くち)、鼻(はな)、耳(みみ)、首(くび)、肩(かた)、肘(ひじ)、花(はな)、木(き)、石(いし)、岩(いわ)、波(なみ)、海(うみ)、橋(はし)、火(ひ)、血(ち)、田(た)、生(なま)、字(じ)、牛(うし)、馬(うま)、道(みち)等々。
類似語:
雨(あみ)、風(かじ)、雲(くむ)、水(みじ)、目(み)、米(くみ)、骨(ふに)、仕事(しくち)、天(てぃん)、月(ちち)、兔(うさじ)、猿(さーる)、鳥(とぅい)
同意語・類似語を組み合わせて使うと若者どうしでも本土の方とも「うちなーぐち」でコミュニケーションがとれるのではないか。王国時代の古い沖縄語ではなく、友人、職場、ビジネスでも使える今風の「うちなーぐち」を広めていきたいと思っている。
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