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エリザベス女王死去

英国エリザベス女王死去

 

英国のエリザベス女王が8日、お亡くなりになった。96歳だった。21歳で結婚し、25歳で女王となり、それから707カ月、公務を果たしてこられた。6日、死去する2日前には、英国の新首相トラス氏の任命式を行った。死の直前まで任務に生きる生涯を全うされた。

 

故エリザベス女王は君主としての権威を保ち、国民から尊敬され、信頼された。国民の意見が分かれ分断の危機にある時も国民の融和と英国の伝統を守り接着役を果たされた。偉大な女王だった。

 

世界は今、嵐の前夜のように荒れている。9日に誕生したチャールズ新国王(73歳)には嵐になびかず王国英国の伝統を守ってほしい。

 

 

チャールズ国王は就任の際、国民むけに演説をし、「生涯を通じて忠誠心と敬意、愛情を持って皆さんに仕える」述べられた。“皆さんに仕える”と言葉が印象に残る。日本の天皇なら「国民に仕える」というお言葉を使われるのだろうか。英国の国王と日本の天皇の違いに気づかされた。