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芭蕉布の平良敏子さん死去

芭蕉布の平良敏子氏死去

 

芭蕉布と言えば平良敏子。国内でも名の知れた方である。終戦後、沖縄の伝統的な織物であった芭蕉布が消えそうになった。平良さんは芭蕉布の織物を引き継ぎその復興の仕事一筋に生きた。13日、101歳で大宜味村の自宅で死去された。

 

2000年に国の重要無形文化財「芭蕉布」の保持者として人間国宝に認定された。

趣味一筋に生き、その成果が国の重要無形文化財となり、人間国宝に認定されたのだ。最高の人生だったと思う。「おれも生きたや平良敏子のように」とまではいかないが、畏敬(いけい)の念を抱いている。

 

横道にそれるが、長男の平良宏さんはJA関係で一緒に仕事をした。後に村の教育長になった。また、孫の平良佳奈さんはサイ・テクカレッジの元同僚で一緒に英語を教えた。不思議な縁があるものだと思う。

 

平良敏子さんの101歳の人生をたたえ、ご冥福を祈る。