10月9日に投票が行われた豊見城市市長選挙で新人の徳本次人(つぐと)さんが当選した。41歳で県内市町村長の中で最年少の市長となった。
徳本さんは、小禄高校を出て23歳の時沖縄バスの運転手になった。そして、24歳で豊見城市の市会議員に初当選し、3期12年間議員を務めこの度市長になった。特技はバスの運転と選挙公報にあった。
新聞で知ったことだが、24歳で市会議員選挙に初めて立候補した時の逸話がある。奥さんが、“政治の経験もないし、大学も出てないのに政治家になれますかね」と少々苦言を呈した。“おれはなれる”と意地をはったという。それからは奥さんがうしろ盾となり政治活動を続け自民党の青年部長、市長にまでよじ登った。
一流大学を出て市長選に立候補しても当選できない人もいる。徳本さんのようにバスの運転手から市長になる人もいる。人の将来は分からないものだ。私は努力で未来を切り開いた徳本さんに拍手を送りたい。
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