· 

走ってがんに勝つ

今日、那覇市立病院で前立腺がんの定期検査と治療を受けた。平日はがんこのとは気にもかけず走っているが、当日は検査結果がどうでるか、緊張する。

 

8時半に血液採取し2時間ほどして検査結果が出た。担当医師の説明があった。

数値が下がっていますね」と言われたので嬉しかった。がんの症状を示すPSAの値が6.73だ。先月の11.61.5から約5ポイント下がっている。「がんの勢いが弱っているようだからこれまでの療法を続けましょうね」と言われた。

 

現在の治療法はホルモン療法。飲み薬2種類と注射。がんの栄養となる男性ホルモンの分泌を抑え、がん細胞の活動を弱くする治療法である。薬は男性ホルモンを抑えるサィデガ錠とその副作用を抑えるブレドニン。そして骨への転移を抑える皮下注射。

 

治療は簡単だが、注射の副作用で骨と筋肉が麻痺して動けなくなることがある。3日休むと走れるようになる。間寛平 (はざま・かんぺい)さんは、前立腺がんに襲われながらもマラソンを走り続けた。ぼくも走ってがんと闘いたい。