10月31日に開会した第7回の世界ウチナーンチュ大会が4日間の日程を終えて昨日無事に閉会した。閉会式は5時から9時まで奥武山の沖縄セルラースタジアムで行われた。約7,700人が参加し、海外から参加したウチナーンチュが母県との別れを惜しんだ。
会場には行けなったが沖縄側の御もてなしの心使いが新聞やテレビの報道から伝わる。高い旅費を払って来県した、ブラジル、ボリビア、ペルー、アルゼンチンの方々が来てよかったと思ってくるのが一番ありがたい。
世界には約420,000人の県系人(うちなーんちゅ)がいるといわれる。多くに国で県人会が組織され、会員がブラジルでは169,000人、アメリカ89,000人、ペルー67,000人、アルゼンチン26,000人もいる。母県沖縄を核として県系人のネットワークがつながっている。民族間の絆の強さは世界でも例がないのではないか。
玉城知事は閉会式で、「私たちはうちなーんちゅネットワークという強い線で結ばれた家族である」。そして、ユイマール(助け合い)、ヒヤミカチ(困難に打ち勝つ精神)、チムククル(肝心)、命る宝といった沖縄の心を次世代につなごぅと決意を述べた。
母県に住むわれわれも沖縄の心を率先して次世代に継承する心を発揮したいものだ。次回は5年後の2027年。元気でいたい。
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