大相撲力士と高齢者の転倒予防策(11月29日)
日曜日、大相撲九州場所の千秋楽の取組みをテレビでみた。高安と阿炎(あび)の取組の直前だった。高安が2敗で他力士のトップに立ち阿炎に勝てば賜杯を手にする瞬間だった。だが先に倒れてしまった。
相撲を見ながら思った。「相撲は転ばない勝負である」。転んで手をついたら負け。引き倒し、投げ、はたき、足掛けに、足取りなど押し出しの決め手は一つだが倒す技はいくつもある。相手の技に耐えないと勝てない。
よく見ると力士の体は倒れにくいように仕上がっている。足腰が強いだけでなく肩、腕、胸、首、手首、足首、指まで全身の筋肉が鍛えられて耐震力(倒れないない力)の強さを感じさせる。
高齢者も転んだら負け。転ばないためには体全体の耐震力(倒れない力)を強くする必要がある。足腰を鍛えるだけでは不十分である。高齢者の転倒を予防するには全身の筋肉を総合的に鍛えることが大事だ。私も実行しよう。大相撲から見つけた発見である。
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