結婚して50年以上になるが、昨日はめて妻の話し方が理解できた。若いときは、仕事・子育てに時間を取られて必要なこと以外は夫婦で会話する機会がなかったが老境になると二人で向き合う時間も増えた。
だが、話がかみ合わないことが多い。相手の話しを聞いていると、何でまとまりのない話を長々と続けるのか、と苛立つ。相手は話を聞いてくれないと不服そうな顔をする。
自分はどうか。一日の出来事とか社会や経済の話をする。相手に伝えたという気持ちで話をするが上の空だ。会話がかみ合わない。
昨日、次の言葉をインターネットの投稿で読んだ。
「会話は、男にとっては情報のやり取りで、女にとっては心のやり取りである」
そうだったのか、会話を男にとっては情報の伝達あり女性には心の伝達なのだ。50年を暮らして、この簡単なことに気づかなかったことを後悔した。僕にとって人生80年にしてはじめて男女の話し方の違いに気づかされた。
男の一方的な思い込みで女性の話を聞いていたことを反省し、女性の心の会話に耳を傾けよう。夫婦の会話に新天地が開かれそうだ。
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