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決闘で決着

決闘で決着(616日)
今日のフェイスブックにのっていた話である。

ニューヨークに住む弁護士がテキサス州にカモ狩りに行った。一発でカモを撃ち落とした。カモは老農夫の牧場のフェンス内に落ちた。弁護士はフェンスをよじ登って回収に行った。老いた農夫がトラックターを走らして近寄った。

農夫「ここに無断で入ってはいけない」

弁護士「撃ち落としたカモを取りに来た」

農夫「許可しない。ここにあるのは俺のものだ」

弁護士「俺は名の知れた裁判官だ。許可しなければ裁判で没収する」

農夫「ここはテキサスだぞ。争いを解決するの“three knockdown rule”

(3本勝負・本人訳)という決まりがあるのを知らないのか」。それで決着しよう。

弁護士「こんな老いぼれに負けるか。よろしい」と同意した」

農夫「ぼくからいく」農夫は、重い作業靴で弁護士のすねを蹴った。腰を屈めると鼻先に右ストレート、続けて脇腹に左フック。弁護士をよろめいた。

弁護士「今度は俺の番だね」

農夫「俺はギブアップ。カモをもって行け」

テキサス州らしい理屈は要らない、決闘で解決する気性。農夫の悪賢い知恵に振り回された弁護士。アメリカ人らしいユーモアに、つい頬がゆるんだ。