おばーさんとのよもやま話

おばーさんとのよもやま話（１０月８日）

私のウオーキング、ジョギング又は走るコースはほぼ決まっている。家を出て、モノレール石嶺駅、石嶺図書館、JAグリーンセンター、城東小学校、首里高グラウンド、首里駅を右折し、首里リウボウ前を通る1周３．３㎞。

昨日の夕方、図書館前の歩道のブロックに腰を下ろしているおばあさんがいたので、声をかけてうちなー口で立ち話しをした。

おばあさん、

「げんきだね。どこまで歩くの」

コースを説明した。

「あきさみよー長いね」

「私は昭和１５年生での８３だよ。あんたも８０近いでしょう。」

「どうして難儀するの」

“もう少し強くなろうと思って”

「頭がくるってないか」（ふりものーあらなに）

「年取ってから強くなるはずがあるか。毎年弱る一方だよ」

「強い運動は体に毒だ」

「早く家に帰って、おいしんものを食べて、音楽でも聴きなさい」

“そうですね”と相槌をうって話を合わせた。

元気なオバーだった。おばさんには失礼だが、私の体験ではこの年でも筋肉も筋力も鍛えると強くなる。弾力性も良くなると思っている。“ありがとうおばあさん、元気でよう”と言って別れた。

仲尾次嗣明（なかおじ　しめい）

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