大谷翔平選手の入団スピーチ(12月15日)
来シーズンからロサアンゼルスドジャース(Los Angeles・Dodgers)でプレーする大谷翔平選手の入団記者会見の実況を15日の朝8時のNHKで見た。
背広姿で通訳の水原一平さんと一緒に会見に現れた。緊張するはずなのに始終おだやかでクールな表情だった。球団会長、ロバーツ監督らと次々と記念撮影の後、背番号17のユニフォームを羽織ってスピーチした。日本語で話し、水原さんが通訳する。
飾り気がない。自分の言葉で素直に心の内を話す。最初にエンゼルスファンへの感謝を述べた。「いい時も悪い時も支えてくれたエンゼルスファンの応援とサポートは、僕にとってはかけがえのないものでした。エンゼルスで過ごした6年間は、一生僕の心に残り続けます」。感謝と別れを惜しむ気持ちが伝わる。記者の質問にも力みなく応えていた。
大谷選手は野球も超一流だが人間味も一流。それに、スピーチの技も上級だ。日本人として頼もしく感じた。
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