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息抜き

息抜き(1月21日)

在宅勤務の身で日中はデスクワーク、夕方は走る。毎日の日課である。そんな中、去った金曜日と土曜日は思いきって息抜きした。

金曜日は、那覇市の国際通りにあるてんぶす館で組踊「花売りの縁」を鑑賞した。琉球王国時代、首里の下級武士「森川の子」(むりかわぬし)が妻子を残して山原へ行ったまま、行方が分からなくなった。妻と子が「森川の子」を探しに行く道中の物語である。せりふ(語り口)、三線、踊りで表現する沖縄の伝統芸能である。

土曜日は奥武山公園で食と花のカーニバル見学。農家が作った逸品(いっぴん)の野菜、果物、花の展示を見た。生きた芸術品だ。農家の汗の結晶でしょう。

 

組踊は伝統芸能、農業は伝統産業。観光やITのような華々しさはないが演ずる人、作る人の熱意と努力が現れている。僕はどうかと少し「うちあたい」(内省)した。大きな焼き芋を買った。アイスクリームより甘い。息抜きもいいものだ。