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センチメンタルウォーク

〇センチメンタルウォーク(2月12日)

8日(土曜日)、琉大でハワイ大学ヒロ校の木原准教授の基調講演と「しまくとば継承―ハワイの言語復興に学ぶ」のシンポジュームがあった。午後2時から4時。うちなー口の普及継承に関わっているので見逃せない。

車はないし首里からどうして行くか考えた結果、石嶺駅から終点の浦西駅までモノレールに乗り、そこから歩くことにした。浦西駅までは6分。その先が遠い。駅から西原の坂田交差点まで歩き、そこを左折して琉大病院に向う。棚原集落の延々と続く坂道を登ると琉大病院。また、坂を下り、琉大の南門を登って琉大のキャンパスに着く。5㎞ほど歩く。背中に鞄を背負い、スニーカを履いて、てくてくと坂道を登った。

20年ほど前はトレーニングコースの一つだった。息を吐きながら力走した道だ。集落の家並みも狭い道幅も昔と変わらない。自分の体力だけが滝のように落ちている。哀れみを感じた。

 

帰りは琉大校内から登ってきた道を下り、坂田交差点からオキコパン前を通り首里へ向かった。若い頃、夏も冬も汗を流して走った道だ。昔の記憶がよみがえる。センチメンタルウォークを体験した。