パスマニアの少年(6月18日)
去った日曜日の午後6時ごろのこと。首里石嶺団地の東端にある市内バス折り返しの駐車場がある。二人の少年がバスを待っていた。
通りすがりに声をかけた。疲れた顔だったのか、「はい、あげるよ」とあめ玉を一人から1個、2個もらった。それから会話が始まった。「どこに行くの」“新川です”「何しにここにきたの」“ここは町から離れているので見に来た”2人はバスに乗るのが大好きだという。
年上の少年は神原中学1年生、下の少年は壼屋小学校4年という。“兄さんはバスのことならなんでも知っているよう。路線番号、時刻表、運転手の名前も覚えているよ”という。待っているバスは新川行きの系統番号7番、運転手は平良さん、10分後にくると、兄さんが話す。
来る日曜日は具志川に行くという。バスの乗り方を説明してくれた。バスが来た。乗っても手を振ってくれる。私も大きく手を振って見送った。
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