道を開く

道を開く（７月６日）

今朝の新聞に「企業倒産１０年ぶり高水準」とある。政府の「無担保・無利子」融資を頼りに企業を起こしたが思うようにはならなかった。事業を起こすのは容易かったが育てるのは難しかった。当事者の心境ではないだろうか。

1千万円以上の負債を抱えて、今年１月から６月までに倒産した企業は全国で4931件。昨年の同期より22.0％と増えたとある。儲かると思って始めたが売り上げが伸びず採算が取れない（業績悪化）、運転資金が足りなくなった等で経営が行き詰まり、明日への道が開けなかったのだ。

企業経営だけではない。何事も始めるのは簡単だが成功させるのは至難の業だ。

高村光太郎の「道程」の書き出しの一句が浮かぶ。「僕の前に道はない」努力した後に道はできる。私には短いブログを1つ書くのも道を開くことです。未開地に１ｍの道を開けるようなものです。日々つるはしを振り上げている。