「スピードスケートの勝負は夏場に決まる」と聞いたおぼえがある。スピードスケートは雪の上を滑る冬場のスポーツだが、勝負は夏に決まるという。
この言葉をもじって、冬場の健康は夏に決まると言いたい。熱中症警報が出ている。「外出するな、紫外線に当たるな、部屋は冷房し、水を飲め」と。用心にこしたことはないが、裏を返すと汗をかくなという意味ではないか。運動不足、皮膚の抵抗力、体温調整力の衰えを招く結果になりはしないか。
冬になるとカゼ、インフルエンザ、コロナの流行が心配される。それから予防接種や防寒支度をしても遅い。まずは今、汗をかいて体を鍛えることだ。
身近な例だが、私は冷房を使わない、昼食前に20分外を歩く、2km以内の用事は歩く、午後6時からジョギング、ストレッチと筋トレを続けている。昼間は上半身裸で汗をかく。先を見越した生活習慣を心がけている。
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