100歳の１５００㍍ランナー

１００歳の１５００㍍ランナー（9月２６日）

９月２１日、第４５回全日本マスターズ陸上競技大会が京都であった。今年7月に１００歳になった鹿児島の宮内義光さんがM１００－１０４歳の１５００㍍で１６：２６．０５秒の世界記録をだした（MBC西日本放送より）。

ユーチューブで宮内さんの走りをみた。ペースは遅くとも足を上げ、腕を振って力いっぱいゴールを目指す。私は第３９回全国マスターズ鳥取大会、４０回群馬大会で宮内さんと同じグラウンドで走った。５年経ったいまも元気で走る姿に頭が下がる。

宮内さんの日課は畑仕事。トラクターを運転し、じゃがいも・さつまいもを栽培する。「農業は忙しいですよ。ひまはない」「好きな食べ物はアロエ焼酎と焼きニンニク」「趣味は世界記録への挑戦」と、インタビューで語る。

人生１００年時代というが、その上がある。１００歳でも働く。１００歳でも走る。１００歳の新しい姿だ。私も近づきたい。

《備考》〇マスターズ１５００㍍のM９０の日本記録保持者は亀濱敏夫（７：３７：０８）、M９５は宮内義光（10：10：88）、M１００歳宮内義光（16：２６：０５）