· 

県民のアイデンティティ

県民人のアイデンティティ(12月16日)

玉城知事が良く使う言葉に「沖縄のアイデンティティ」がある。言葉はわかるが意味がピンとこなかった。ロバーツ監督が那覇市議会で市民特別賞を受賞した時のスピーチを聞いてこれぞ「沖縄のアイデンティティ」だと直観した。

監督が語った言葉である。

 「私には沖縄の血が流れています。私は沖縄の人に似ていることを誇りに思います。沖縄はいつまでも私のふるさとであり続けます」

外国で暮らす沖縄県系の人々が共有する心の古里だ。魂しいだ。沖縄人のアイデンティティだ。世界のうちなーんちゅは母県沖縄に誇りをもっている。地元県民はどうか。誇りをもって生きているだろうか。誇りをもって教育しているでしょうか。

沖縄には独自の文化がある。人々は地道でおごらず懐が深く寛容である。大人も子どもも沖縄の血が流れていることを誇りに思ってほしい。ロバーツ監督がその象徴だ。

このことを伝えたくて新聞に投稿した(今日の新報「声」)