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子どもの目はきれい

子どもの目はきれい(1月6日)

昨日の夕方6時ごろ、今年初めて外を歩いた。

1人の女性が子どもをお腹に包んで前を歩いていた。保育所からの帰りなのでしょう。近づくと立ち止まって一声かけた。「何歳ですか」「1年と3か月」。「お月さんが出ていますよ」。子どもが小さな指でお月さんを指さしていた。

子どもが私を見た。「目がきれいですね」とお母さんに言った。「汚いものをみていないからですよ」と何気なしに言う。思いがけない言葉だった。

お母さんの言葉は、毎日の生活の中で辛いこと、嫌なこと、汚いことを見ている自分のことをありのままに表現しているように聞こえた。大人とちがい、子どもの目に入るのはみんな美しくみえるのでしょう。子どもの目はほんとうに美しい。それは心の輝きだと思う。

きれいな花、美しい風景、青い海、可愛い生き物たちを見ると目が輝く。私は遥かなる大空、白い雲をみると心が輝く。目が輝く。